時計買取でもロレックスが強いわけとは

時計をはめる男性

スイス製の高級ブランド時計は一種のステイタスシンボルであり、あこがれとも言うことができます。日本でもセイコーシチズン二大ブランドがありますが、世界的なステイタスではスイスの高級ブランド時計に及んでいないと思っていいでしょう。

スイス製の高級ブランド時計でも世界でもトップクラスの人気を誇り、また日本では圧倒的な人気を持っているのがロレックスです。

その気品あるデザインに心を奪われたという人も少なくありませんが、このロレックスという高級ブランド時計は時計の買取価格においても圧倒的な強さを誇っているのです。

特に人気のあるロレックスのモデルの買取率の高さは他の高級ブランド時計では太刀打ちができないと言っていいほどロレックスの独り舞台状態です。ロレックスがどうして高級ブランド時計でも圧倒的にリセールバリューがあるのかを考えると主に二つの理由が考えられます。

一つ目はロレックスの中古市場価格が安定していることです。高級ブランド時計とは言っても人気は高くなったり、低くなったりすることが普通です。人気がある時にはリセールバリューも高いですが、人気が無くなってくるとリセールバリューも下がってしまいます。

そのリスクがロレックスでは低いのです。1950年代から本格的に発売されたロレックスのモデルは現在でも新品が生存販売されており、ずっと高い中古市場価格が維持されています。

それに、ロレックスは人気が高いにも関わらずたくさん製造したりすることはないので、中古市場においてもいつも品薄状態であることも中古価格の維持につながっており、それが結果的にリセールバリューも維持されることになります。

もう一つはロレックスの圧倒的な品質の高さです。実はロレックスというブランドは高級ブランド時計にはもちろん入りますが、価格的にはもっと高級ブランド時計もたくさんあります。

高級ブランド時計のジャンルではロレックスは中級といった位置になります。それにも関わらず、中古市場の出回っているロレックスを見ればわかるように、何十年も前に製造されたモデルがしっかりと時計の役割をして動いているという事実は見逃すことはできません。

これはロレックスが耐久性が高く、高級な部品や素材を使っている証左でもあります。それが、ロレックスの圧倒的な人気につながっているのです。ロレックスが実生活で使われているのをよく見かけるのは、丈夫で長持ちであることからです。