着物を着る楽しさやおもしろさについて

着物をきてる女性

着物の良いところは、着ていると自然と礼儀作法が身につく点です。普段洋服を着ているときは、礼儀作法についてそれほど細かく意識はしないものです。

普段から礼儀作法について意識した方が良いのですが、なかなかそれはできません。ですが着物を着ると「礼儀作法をきちんとしなければいけない」という意識が自然と芽生えてきます。

そのため、着物を着ることで美意識を高く保つことができます。そうして美意識を高く保つことは、普段していない分疲れます。ですが、着物を着ることで日本人としての振る舞いを意識して美しく見せることは、日本の伝統や文化に触れる良いきっかけになります。

また、若い人が着物を着れば、母親や祖母などとコミュニケーションをとるきっかけになります。今はもう母親世代でも着物になじみのない人がたくさんいます。しかし、祖母世代なら、着物についての礼儀作法や振る舞い方についてよく知っている場合があります。

そのため、母親や祖母をまじえながら着物についてあれこれとコミュニケーションをかわすと楽しく感じられます。普通に洋服を着ていたのではなかなかそうなりにくいですが、着物を着ていればコミュニケーションをとりやすいです。

さらに、着物を着て着物の似合う街へ出かけるのも良いでしょう。関東なら浅草関西なら京都北陸なら金沢あたりが着物の似合う街として思い浮かびます。

それらの街へ出向くとき、着物を着れば散策をより楽しむことができます。そのときに自前の着物があればそれを着ていけば良いのですが、持っていなくても大丈夫です。

それぞれの街で着物レンタルのサービスをしていますので、そのサービスを利用すればたとえ着物を持っていなくても着物を着て街を歩くことはできます。ただ単に散策するだけでももちろんおもしろいのですが、着物を着ていればなおのこと楽しめます。

さらに礼儀作法をしっかりしていればとても美しく見えますし、魅力を引き上げることにもつながります。何かのきっかけがなければ、現代人が着物に面と向かって触れ合う機会はないのかもしれません。それはとても寂しいことなので着物は見直されるべきです。ここ最近は少し前と比べて着物を見直す風潮が出てきていますので、ブームになってもおかしくないです。

特に若い女性が着物の良さについて興味を持ってくれれば着る人はもっと増えるはずです。着物の楽しみ方は沢山あるので奥深いですしその良さがもっと多くの人に伝わって欲しいです。