宝石買取に関わってくる2つの要素と最低グラム数に関する注意点

指輪

宝石買取は、複数要素によって価格が決まってきます。基本的には、主に2つの要素で判断される事になるのです。

まず1点目ですが、1グラムあたりの価格になります。そもそも宝石である以上、間違いなく先物価格は関わってくるのです。貴金属の値段というのは、日々変動しています。ある時には1トロイオンスあたり4,000円の貴金属が、翌日には3,000円台に下がる事もあるのです。銀などは、比較的大きく動いている傾向はあります。

それでこういった先物価格は、宝石買取の価格にもだいぶ関わってくるのです。したがってタイミングなどを見極めた上で、宝石買取を行う事も、1つのポイントになってきます。

それともう一つ大切な要素があってグラム数です。そもそも宝石といっても、様々な大きさに関する違いはあるでしょう。20グラム前後の宝石もあればもっと軽い宝石など色々あります。

基本的には、上記の先物価格にグラム数を乗じた数が、大ざっぱな買取価格という仕組みにはなります。ですから1グラムあたりで3,000円の宝石ならば、仮に20gの時には、単純計算で6万円という価格になってくるでしょう。もちろんグラム当たりの数が変わってくれば、更に買取価格も変動する傾向はあります。

それを考えれば先物価格はとても大切ではありますが、それ以上にもっと重要な点があります。宝石買取のお店が、何グラム以上で対応しているかです。というのも宝石買取のお店によっては、最低グラム数を設定している場合があります。そのグラムに満たなかった時などは、残念ながら宝石の買取が難しい事もあるのです。

例えばあるお店に対して、宝石買取の鑑定を依頼しようと思ったとします。それで宝石のグラム数を計測してみたところ、6グラムだったというケースもたまにあるのです。

こういう時には、残念ながら宝石買取の鑑定が難しい事もあります。というのも一部の宝石買取のお店では、10グラム以上などと設定している事もあるのです。「以上」という設定があるなら、もちろん6グラムでは対象外になってしまいます。

ですからお店に持ち込んだところで、買取が断られるケースもたまにある訳です。ただ具体的に何グラムが最低数字に設定されているかは、お店によって微妙に異なる一面もあります。

ですからグラム数などは、お店を選ぶ基準の1つにもなるでしょう。二度手間を避けたいと思うなら、基本的にはお店で電話連絡などを行って、最低グラム数を確認しておく方が無難です。