一昔前に切手をコレクションすることが一大ブームとなり、老若男女を問わず多くの人が切手収集に夢中となっていました。
その為、押し入れや倉庫の奥に当時のコレクションが眠っていることもあります。
その大切な切手コレクションをやむを得ない事情で買取りに出す人や、亡くなった家族が残していたコレクションを他に切手の価値が分かる人へ売却したいと考えている人にとっては、出来るだけ高く買い取って欲しいという思いがありますので、今回は切手を高く売る為のコツをお知らせしたいと思います。
1・まずは切手の総額面を知っておく
切手は金券と同じ価値があることから、いつでも現金に交換することが出来ます。しかし、その価値そのものは切手の希少性によって大きく異なることから、大量の切手を売却する場合にはコレクションの総額面を知ることが大切となります。
総額面を知っていれば査定結果が総額面の半額となってしまっていた時には、あまりにも損が大きいので買取りを断ることが出来るのです。
2・保存状態に注意する
コレクターにとって切手の保存状態は非常に重要な要素となっていることから、状態の悪い切手は買取り価格が低くなります。その為、切手が破れたり折れたりしないように保存しておくことが重要です。
3・シートの状態が最も高く売れます
同じ額面の切手を同じ枚数だけ買取りに出したとしても、シートなのかバラなのかで査定価格が大きく異なります。その為、シートになっている切手は決してバラバラにせずにお店に持って行った方が良いのです。また、バラバラの状態になった切手をお店に持ち込むと仕分け手数料が掛かり、買取価格の数%を差し引かれることがあるので、事前に仕分けを行った状態で持ち込んだ方が高価買取りに繋がります。
4・使用済みの切手も売れます
消印の押された使用済みの切手は、普通に考えると既に使用した物なので、価値が無いと考える人が多いと思います。しかし、切手コレクターの中には使用済み切手の方が、価値があると考えている人もいることから、金券ショップでは売れませんが、切手専門のお店ならば買取りを行っている場合があるのです。
5・様々な切手買取店を調べて相場を探る
切手は売却するタイミングや状態によっても異なりますが、買取業者によっても買取価格が少しづつ異なる場合が多く、買取りに出す枚数が多いと差額も大きくなります。また、付加価値の高いプレミア切手には流行があることから、売却するタイミングを逃さない為にも事前調査が大切となるのです。