着付け教室で着付けを習えば誰でも着物は着られるようになります

着物の女性

日本の着物は最近、若い方達にも見直されているように思います。観光地で着物を着せてくれる所も繁盛しているようですし、着物は自分で着られなくても、着せてもらえるなら時には着たいものではないでしょうか?

特に若い方の振袖は鮮やかで良いものですね。振袖は着られる期間が短いので、出来るだけお友達の結婚式などには着て頂きたいと思ってしまいます。又、結婚しても2~3年間は振袖を着ても構わないので、是非機会があれば積極的に着て欲しいです。

どんな綺麗なドレスにも負けない格と華やかさが振袖にはあります。最近は披露宴に呼ばれてもドレス姿のお嬢さんばかりで、振袖姿は新郎新婦の身内の方1人いれば良い方です。

もし、成人式で振袖を作ったりお母様の振袖を受け継いだのなら、是非着てください。披露宴自体も華やかになり、よりおめでたい雰囲気となります。着物を着た時の所作がわからないとか、着物は苦しいと感じる方もいると思いますが、何でも慣れです。

苦しいのは着付けの方があまり上手くない場合もあるので幾つかの美容院や着付けの先生を試してみて一番楽な人を見つけましょう。お母様やおばあ様に着付けてもらうのも良いですね。

又、自分で普段から着物を楽しみたいという気持ちなら、着付け教室に通えば、一通りの着付けが習えますのでお薦めです。半襟の付け方から、振袖用の帯の結び方まで覚えられるので、後は家で自分で練習することと、恥ずかしがらずにどんどん着てお出かけすることです。

着崩れた時の対処法も教えてもらえますから、途中でどこかが緩んできたり下がってきても自分で直せます。街中でよく着物を着ている若い方を見かけるようになりました。

レトロな柄の着物は、おばあ様のお下がりでしょうか?それとも古着屋さんで見つけた物でしょうか?大正時代位のもので椿の柄が大きく染められていましたが、20代後半と思われるその女性にとてもよく似合っていました。

一方着物にも流行がありますから、半襟にパールが付いていたり模様も今時の着物も沢山売っています。着物は古臭い物では決してありません。

中には雨の日や普段気軽に着られるようにポリエステル製の着物も出ています。これなら汚さないように神経質にならなくても済みますね。又、着物を汚してしまったら、すぐに着物屋さんにクリーニングに出しましょう。着物は洗えない、ということはありません。

何度か着たら、又は暑い日に着て汗などかいたら、襦袢ごとクリーニングするといつでも気持ちよく着られます。クリーニングに付いても着物屋さんに相談すれば、どうすればよいか教えてもらえます。一度着慣れてしまえば、着物も楽だと思えるようになるでしょう。

是非、若いうちから着物に慣れ親しんで頂きたいと思います。