10年以上使っている部屋の置き時計に愛着

掛け時計と写真たて

部屋の中の見える位置に時計がなかったら、途端に私は落ち着かなくなってしまいます。1日の行動を私は時間によって決めているので、何時なのかわからないのはとても不安です。

それだけ時計を気にするのは、少しおかしいかなと自分で思います。ですが、いつの頃からか自然と備わっている性格なので、しかたないと思っています。

私の部屋にある置き時計は、もう10年くらい前に買ったアナログ時計です。時計の淵部分は銀色で、中の円盤は薄い緑色をしています。秒針の色は淵と同じ銀色で長針と短針は黒色です。派手なデザインではありませんが、色のバランスがよく整っているので気に入っています。

また、電波時計なので時間がズレてしまうことはなく、正確なのも気に入っています。

たまに、時計の針が実時間とは全然違う指し示しているときは「ついに壊れてしまったのか」ととても心配になります。ですが、よくよく調べてみると時計が壊れているわけではなく、ただ電池切れの場合が多いです。

この時計の動力は単3乾電池2本ですが1度新しい乾電池に取り替えればかなり長い間動き続けてくれます。ですのでかなり効率良くエコに作動しているのも気に入っているポイントです。

また、秒針が動くときに「カチカチ」と小さく音が鳴るのも、昔ながらの時計の感じが出ていてとても心地良いです。耳をそばだてて意識していなければ聞こえないほどの小さな音ですが、その音が聞こえると部屋の中でリラックスしていることを強く実感できます。

この時計を買ったのは大型百貨店だったのですが、どういう理由で選んだのかは正直よく覚えていません。おそらく前に使っていた置き時計が壊れてしまったので、その代わりに買ったのだと思います。時計は時間がわかればそれで十分と思っていたのでデザインや機能性を特に気にしていたわけではありません。ですので、最初から愛着を持っていたわけではないです。

ですが、10年近く使っているうちに、この時計を段々と好きになっていきました。

今では、もうなくてはならない物のひとつですし、壊れることなく現役でまだまだ頑張ってもらわなければ、困ります。10年も使っているのですから、本来ならそろそろ買い替えをしなければいけない時期なのかもしれません。

ただ、まだ動いているのに買い替える意味はないので、まったく動かなくなるまでは買い替えないです。そのぐらい愛着を持っていますし、これからもなるべく長く使っていきたいです。