家族の影響で子供の頃から宝石が一番大好き

結婚指輪

私は子供の頃から宝石が大好きです。私の祖母も母も宝石を集めることが趣味で、よく一緒に老舗の宝石店に連れて行って貰っていました。直接高価な宝石を買ってくれたことはありませんが、持っている宝石は将来的に全て私に譲ると言ってくれています。

実際、母が早くに亡くなりましたが、持っていた宝石は全て私が私物化しています。幼い頃より身近に宝石がある生活が当たり前だったので、当然のように私も宝石好きになりました。

小中学生の頃から、親のお下がりでムーンストーンや小さなダイヤの指輪を身に着けていましたし、アクセサリーの着用が許される大学生になってからは、必ず宝石のついた指輪とネックレスをセットで着用していました。

宝石を身に着けないまま外に出るのは、恥ずかしいような物足りないような気がしたので、自然と身に付いている習慣のようなものになっています。そして、外から帰ってきたらジュエリーはすぐに外して、お手入れをしてから箱に収めていました。

私の母も几帳面で宝石を特に大事にする人だったので、その姿を見ていて私も自然に覚えたのでしょう。付き合っている彼氏におねだりするプレゼントは、決まって宝石でした。

親のように高価な物をねだったら可愛げがないので、若い人でも手が出るようなジュエリーをいつもお願いしていました。当然かもしれませんが、彼は全く宝石についての知識がありませんでした。私が初めての彼女だったらしく、宝石店に入ったこともなかったそうです。

そんな彼にこれはどういう宝石でこんな特徴があるとか、この地金はこういう特徴があるとか教えるのはとても楽しかったです。私が買い物にいく度にそうした話をするので、彼も少しずつ宝石について知識を増やしていっているみたいでした。

そんな彼から貰った一番のプレゼントは大きなダイヤの婚約指輪です。普通のカットのダイヤは食傷気味でしたし、特別な記念品という事でスターカットのダイヤをもらいました。

一見普通のダイヤですが、光の屈折により薄っすらと星が浮かび上がるのが珍しくて気に入っています。彼から貰った宝石はどれも印象深くプレゼントされたシーンも忘れられないものですが、その中でもダイヤの指輪は一際思い出深いものです。

今でも2人でお出かけする時やちょっと人に会う時などは決まってその指輪をはめています。彼には毎年宝石を買って貰っているので、手持ちの宝石箱に入り切らなくなってしまいました。

2人で次はどんな宝石を手に入れるのか、そうしたことについて考えるのも楽しみの一つです。