宝石買取に関する金額をかなり大きく左右する鑑定書

指とグラフ

買取というサービスでは、基本的には添付物の有無が1つのポイントを気になってきます。なぜならそれが無ければ、買取価格が下がる事がよくあるからです。

例えば家電品の買取などでは、説明書の有無が1つのポイントになってきます。そもそも最近の家電品は、機能が非常に充実しているのです。一昔前とはちょっと違う機能が備わっていますから、説明書がなけれは使いこなせないケースも多いです。

そういった状況ですと、やはり家電品の買取を行っているお店としては、説明書が添付されているかどうかを重視する事になります。説明書が無くても買取自体は可能なのですが、残念ながら価格は下がってしまう事が多いです。

ですから家電品の買取手続きを行う時などは、やはり添付物は提出する方が良いでしょう。家電品だけでなく、自動車なども同じ事が言えます。それで宝石買取にも、こういった添付物が関わってくるのです。ちなみに宝石の場合は、説明書というよりも鑑定書という書類がポイントになってきます。そして、実はこれが重要なポイントになるのです。

まず宝石買取も、家電品と同じく鑑定書が無くても買取自体は可能ではあります。現金でも対応してくれるお店は、数多く見られるのです。

それで宝石買取の場合も、やはり査定価格は下がってしまう傾向はあります。ただ宝石という物品の場合は、上記でも触れた家電品とは少し違って、下がる程度がかなり大きくなるのです。添付物が有るか無いかで、随分と大きな差が生じると考えて良いでしょう。

というのも宝石買取では、実は鑑定書はかなり重要な物と考えられるのです。もちろんそれが無くても鑑定自体は可能なのですが、金額ダウンの程度はかなり著しいです。

例えば鑑定書が付属している宝石の場合は、買取価格が200万円台だったとします。大いにありえる話です。それに対して鑑定書が添付されていなかった宝石の場合は、100万円前後という話はよくあります。鑑定書が有るのと無いのとでは、実に2倍近くもの差が生じてしまう事があるのです。添付物によって、これだけ大きな価格差が付く物も、かなり珍しいです。

自動車などは、そうではありません。自動車の説明書がなかったからと言って、100万も下がるケースはほぼ無いのです。ですが宝石の場合はそれ位ダウンするケースもあります。

人によっては数年後などに、現在保有中の宝石を売却しようと考えている事もあるでしょう。そういう時は、少なくとも鑑定書だけは紛失しないよう気をつける必要があります