切手によっては、かなり珍しい品物もあります。特に昭和初期に作られた切手などは、それなりに珍しいと考えて良いでしょう。
そもそも戦時中などにも、多くの切手は作られていました。たいていはそれは無くなっているケースが多いのです。戦時中というと、もう既に数十年以上になるでしょう。それだけ昔に作られた切手となると、やはり残っている方が珍しいのです。
そしてそれは、切手買取の価格にも大きく関わってきます。結論を申し上げると、昭和初期に作られた切手などは、買取を検討してみる価値は大いにあります。切手買取のお店にそれを提示してみる事で、思わぬ価格で売却できる可能性が大いにあるのです。
そもそも切手には、必ず額面があります。切手の表面には、様々な数字はプリントされているでしょう。60円や90円など、実に様々な数字があります。それで一般的に切手買取の価格は、その数字以上になるケースは極めて稀です。基本的には額面に対して、数十％の数字をかけた値が、切手買取の価格になるのです。
ですからパーセントが70％になっていて、なおかつ切手にプリントされている数字が60だとします。こういう時には、一枚あたりの買取価格は42円になる訳です。60という数字に70％を乗じれば、その数字が算出される訳です。
ちなみにこの％に関する数字は、切手買取のお店によってそれぞれ異なる一面はあります。ですからパーセントは、買取店を選ぶ基準の1つになるでしょう。
それで上述の通り、切手買取では額面以上になるケースは極めて少ないのですが、稀に例外的なパターンがあります。100％を超えるケースも、たまにあるのです。上記でも触れた、昭和初期などに作られた切手です。何せ戦時中に作られた切手などは、ほとんど市場に出回っていません。入手するのは非常に難しい事だけは間違いないでしょう。
ところで切手のコレクターの方々は、そういう珍しい切手を欲しがっているケースが大変多いのです。何せ市場にほとんど出回っていない訳ですから、購入したいと思ってもなかなか入手できません。ですからコレクターの方々としては、戦時中の切手を見つけた時などは、額面以上の数字で買いたいと思っているケースも多いです。
たとえ60円切手でも、数万円出して買いたいと思っているコレクターの方々も多く見かけます。まして戦時中などでなく、明治時期などに作られた切手となると、更にレアです。
ほとんど市場では見かけませんから、コレクターの方々としては喉から手が出るほど欲しい切手なのです。もちろん買取店としては、そういう切手は非常に高く評価する傾向があります。額面以上の買取価格になるケースも、決して珍しくはありません。
もしも年代物の切手を保有しているなら、ちょっと切手買取を検討してみると良いでしょう。思わぬ価格で売却できる可能性もあるからです。