切手買取に関する驚くべき経験

ガッツポーズする男性

最近では記念切手は郵便局では、すぐに売り切れということはなく、いつでも余っているような状態ですが、私が子供の頃には切手収集ブームがありました。

新しい記念切手の発売日ともなると、郵便局では長い行列ができたものです。とくにデザインが優れていた切手趣味週間などの記念切手は購入するだけでも大変な思いをしたものです。

私の学校の友人たちも切手収集を趣味にしていない友人が少ないくらいでした。収集した記念切手は使うこともなく、また売ることもなくずっと保管していました。切手収集ブームが去るともう記念切手を購入することもなくなりました。

今では切手収集の趣味を持っている人もかなり限られているでしょう。それでも、切手収集の時代からかなり時間が経っているので、一部の切手はかなりプレミアがついているのではないかと考えて、書店などで切手の相場が載っている本などを見ることがあります。

結果は残念そのものです。切手収集ブームのときに発行された切手はあまりにも発行枚数が多いためにプレミアが殆どついていないようです。すでに、郵便料金がその時代とは全く違っていますから、郵便に使用することもできず、ずっと持ったままにするしかないのでしょう。

しかし、ある切手買取のサイトを見て驚くべき経験をしたことがありました。それは中国の古めの切手にかなりのプレミアがついているという情報です。

切手収集ブームの頃は外国の切手は手に入れることができても使用済であることが多いので、ほとんどプレミアがついていることはないのですが、中国の切手については私が切手収集をしているのを知っていた親類が中国旅行に行ったときにおみやげとして未使用の「パンダ切手」を買ってきてくれたことがあったのです。

おみやげで買ってきてくれたものですから、購入するときにはそれほど高価でなかったのでしょうが、確認してみると私がおみやげでもらった「パンダ切手」はかなりの高価が付いているではありませんか。間違いではないかと何度も見返しましたが、私の持っている「パンダ切手」にはかなりの高価がついているのは確実でした。

びっくりするようなプレミアを言うわけではありませんが、おみやげで売っていたくらいにたくさん発行されているのですから、プレミア価格がつくということ自体が信じられませんでした。プレミアに気がついたときが売り時であるかもしれませんが、しばらく様子を見たいと思っています。