古銭買取で高値がつく3つの条件とは

古銭買取ではびっくりするような高価な買取価格がつくものもあれば、かなり年代が古いと思われる古銭でも大した買取価格がつかない古銭もあります。古銭に詳しくない人はどのような古銭が高値の買取価格がつくか、あまり高値がつかないかを判断することは非常に難しいのですが、一般的には高値の買取価格がつく古銭には3つの条件があります。

これを知っておけば古銭を売るときにも大きな失敗をせずに売却することができるでしょう。

一つ目はこれがもっとも古銭が高値になることが多いのですが、その古銭の希少性です。もちろん希少性が高ければ高いほど、その古銭の価値は上がります。

逆な言い方をすれば、一般的に骨董価値が高い古銭と思われているような、古い古銭でもその古銭がたくさん古銭市場にあれば、それは希少性が高いということにはならず、高値がつかないということになります。では、どのような古銭が希少性が高いかというと、代表的なものでは大判小判が上げられます。

特に大判は、希少価値がかなり高いので高価になると言っていいでしょう。もう一ついわゆるエラーのある古銭も希少価値があると言えます。エラーが珍しいからです。希少価値が高い古銭でその上エラーがあるということであるならば、更に高価になる可能性もあります。

二つ目は骨董価値がある古銭です。希少性にはかなわないこともありますが、古銭では時代が古ければ古いほど骨董価値がある可能性が高いですし、歴史的な価値もプラスされる可能性もあります。年代の古い古銭で注意しなければならないのは、むやみに古銭に手を加えないということです。

具体的には古い古銭が汚れているからと言うことで磨いたり、下手に汚れを落としたりしないことです。返って古銭を傷つけてしまうことがあるからです。

最後には同じ古銭でももちろんですが、保存状態が良い古銭の方が高値がつきます。これはコレクターの側から考えればわかることですが、同じ古銭を購入するにしても保存状態の良い古銭には保存状態の悪い古銭よりも高い値段でも購入したいと思うからです。

希少価値や骨董価値があると思われるような古銭でもあまりにも保存状態が悪いものは買取を断られる場合もあります。古銭を持っている場合にはそのままにしておかずに古銭をしっかりと保護して保存するようにしましょう。具体的には古銭をケースの中に入れて保存するとか、防湿剤を入れておくなどの処置をすればいいでしょう。