自宅や実家の整理をしていたら古い切手がたくさん出てきたといった経験をしたことがあるという方は少なくないのではないかと思います。
切手収集ブームが到来したときに集めたものやなんとなく取っておいたものなど人によって理由は様々かと思いますが、処分しようにもどうしたら良いのか迷ってしまうことでしょう。
切手は郵便局で購入したものでも郵便局で換金することは出来ませんし、新しいものに変更できたとしても手数料が上乗せされることがあるため得をするかといえばそうでもありません。そこで切手買取を行っている金券ショップや専門業者にお願いするのが良いでしょう。
切手買取をお願いする際にはまず切手の仕分けをする必要があります。バラバラの切手がある場合にはそれらを額面で纏めておきましょう。これをすることで自分自身が所持している切手の額面を把握することができますし、買い取るために必須としている業者もあるためしっかりと行っておくと良いかと思います。
中には消印があるなどすでに使用した痕跡がある切手もでてくるかもしれません。
それらも買取ってもらえることがありますし、消印の日にちなどで古いものだとわかれば価値のある切手になる可能性もあるため業者に相談してみると良いでしょう。
切手にはちょっとしたランクがあり、それによって買取価格もかなり前後するといわれています。例えば記念の切手シートなどは普通の切手シートよりも多少価格が上がることがあります。しかし普通切手シートでも現在販売されていない絵柄のものなどは記念シート扱いになっているお店などもあるので、そのあたりは事前の確認が大切です。
切手の中でも特にプレミアがついているのが有名な美術作品を模したものや昭和30年以前、すなわち戦後間もなく作られた切手です。これらはコレクターなどがいるため高く買取ってもらえる可能性がとても高いのです。そのようなプレミア切手は切手買取専門のお店に持っていったほうが高く買取ってもらえるのでおすすめです。
反対にレアリティの高くない切手は場合によっては金券ショップの方が需要がある都合上、買取価格が高めになる事もあるため切手の種類によって買取店を使い分けるのも良いでしょう。
切手に限ったことではありませんが、ものを売却する際にはどうせその価値がわからないだろうと思い低く査定されてしまう可能性も否定出来ないため、万が一に備えて最低限の知識を付けてから買取をお願いしたいものですね。